こんにちは!gabbeh shop MUSUBIです。
今日の東京は「梅雨明けかな!」と感じさせられるような暑い1日ですね。
暑い日が続く様ですので、お身体にはお気をつけて下さいね。
さて、本日はイラン研修 2日目part1をお伝えさせていただきます!
2日目の最初に向かった先は、
待ちに待ったイランの世界遺産『ペルセポリス』へ。
トップ画の巨大な門が「クセルクセス門」別名では「万国の門」と言われております。
ペルセポリスは紀元前6世紀にダレイオス一世によって建設が始まり、
一大帝国を築いたアケメネス朝時代の祭儀都市であった場所です。
こちらはアパダーナと言われ、「謁見の間」とも呼ばれており、聖なる場所になります。
クセルクセス門を通り、ここアパダーナへ人々は向かい、
様々な国からの貢ぎ物をいただき、新年の祭事など行っていた重要な場所です。
当時は36本の大きな柱で支えられていた大きなお部屋がありましたが、
現在はほとんど残っておりませんでした。
紀元前に彫刻されたレリーフはとても圧巻でした!
アパダーナへ各国からの使者が朝貢にきた当時の様子が描かれています。
ここで見ていただきたいポイントは、レリーフの人物の頭髪模様です。
こちら日本のある仏像に見覚えがございませんか?
日本の奈良時代以降にできた仏像の頭髪の「螺髪」と似ておりますね!
螺髪の右回りも日本と同様です。
こちらのレリーフにも見覚えがある模様がございます。
たくさん刻まれているこちらは12弁の花びらを持つ蓮の花のモチーフですが、
この形は日本で菊模様と似てますね♪
これらの紀元前に描かれたレリーフを見て、日本の和模様はもしかしたら、
ここアケメネス朝時代からのルーツがあるかもしれない説になっております。
ここはタチャラと言われている王の宮殿でもあった場所です。
ここでは、有名なゾロアスター教の「有翼の日輪」や「雄牛を襲うライオン」のレリーフが刻まれております!
こちらは遺跡の中に凛々しく育っていた「糸杉」です!
よくアートギャッベの中にも見かけるモチーフがこちらがモデルとなっております!
これだけ凛々しく育っている糸杉を実際に見ると、
ギャッベのモーチフで「生命の樹」とも呼ばれていることは納得いくくらい圧巻でした!
紀元前550~紀元前330年まで世界一栄えていた文明の遺跡を、
機会がございましたら是非皆様も見にいってみてください♪
さて、ペルセポリスを後にして向かった先は、
いよいよカシュガイ民族との遊牧民生活の場所です!
続く・・・。