全ては運命の糸で結ばれている。
四代目オーナーとギャッベ
創業99年になる無垢家具専門店RAMのオーナーの松井です。
私は絨毯業界での修業経験を経て、数々の絨毯を取り扱って参りました。
初めて見たとき、とてつもない衝撃と感動を覚えたのがこのゾランヴァリギャッベ。
それは今までのギャッベのイメージを覆すものでした。
この繊細で、素朴で、草木染めならではの色の美しさ、そして何千、何万と見ても同じものがなく織り子さんの感性で織られる絨毯。
当店で扱う無垢家具との抜群の相性の良さも感じ見れば見るほど虜になっていきました。
私達が扱うギャッベはイランのカシュガイ族によって織られています。
2012年、遂にこの織りの技術がユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。
織り方は縦糸に横糸を一本一本『結びつける』織り方で、それが土足でも50年使える程の丈夫さを誇ります。
また、嫁入り道具の一つでもあるギャッベ。家庭の幸せを祈り、たくさんの思いを込めて織られ
人と人とを 『 結 ぶ 』 役割も果たしています。
そして、私達とお客様との『結びつき』をいつまでも大切にしていきたいとの思いを込めて
ゾランヴァリギャッベ専門店 『 MUSUBI・ ムスビ 』 と名付けるに至りました。
モノが溢れる現代の日本。
絨毯に対する考え方は、「使い捨て」が常識の中、「一生物」という概念を持てるアートギャッベの価値を1人でも多くの方に伝えたい。
それは決して贅沢ではなく、思い出を刻みながら、物を大事にするという「豊かな心」を身につけることができるはずです。
ギャッベとの出会いは
人と人が出会う感覚に似ているように思います。
大げさではなく正に一期一会。
運命の一枚と出会えますように。
MUSUBI / RAM 松井 清陽
ショップ・コンセプト
Shop Concept
結びつき
今までアートギャッベを取り扱う中で、大変多くの方々にご支持いただきまして、アートギャッベを通じて今まで以上にお客様との深い深い結び付きを感じました。たくさんの笑顔をいただき、たくさんの出会いがあり、そこには様々なご縁がありました。ギャッベの文様の意味合いにもある家庭円満や健康長寿など、家族の結びつき。
数あるショップの中から当店へとたどり着き出会ったお客様との結び付き。
大本をたどればイランの遊牧民の織り子さんは全て女性、結婚の折には嫁入り道具としてギャッベを織り上げる、結び切り。
様々な結びつきがある中、そんなご縁を大事にしていきたいと思っております。
無垢家具 × ギャッベ
当店は無垢家具にこだわるインテリア家具専門店です。素材感を大事にしたデザインのものがほとんど、アートギャッベとの素材感やデザインとも相性が抜群で、従来のジュータン屋さんとの大きな違いはここにあります。
新しくギャッベショップをオープンする隣にソファショップも増設し、無垢ソファとアートギャッベを合わせてご提案できます。サイズ感や無垢材とのバランス、色味、光の入り方までリアルに感じることができます。
トータルでギャッベ選びができる新しいギャッベショップ、それがMUSUBIです。
東京で発信
当店の隣に併設されるゾランヴァリギャッベ専門店・MUSUBI、常に時代の中心である東京で色んな情報が氾濫する中、確かな情報をお伝えし、東京から全国に新しいギャッベの世界をみなさまにご提案します。 また、日本でも数多くのギャッベショップが存在しますが、本物のギャッベを探すのは難しくなっています。私たちは常に、私たちの目で見て、手で触り、イランの現地に立ち、現地の織り子さんと会い、私たち独自の目線でギャッベというものに向き合い、東京で発信していきたいと思います。